走島の南西部には沖側の「長波止」、港内の「短波止」、沖の「一文字波止」で構成される「浦友港」があります。フェリーの発着する「走島港」から南へ20分ほど歩いて行くこともできますが、坂を越えて行くため結構体力が必要になります。2020年9月調査時はフェンス等は設置されておらず釣りをすることができます。
トイレ:ナシ
自動販売機:アリ
常夜灯:長波止にアリ
電線:長波止にはアリ
係留船:長波止は多い
長波止
「浦友港」の「長波止」は結構長いですが、コーナーや先端などは波止の継ぎ目の段差が大きいため移動時には注意が必要です。波止の波除けは場所によってはかなり高さがあり、低潮位時には長めの玉網が必要になります。沖側はテトラや岩が多く低潮位時に釣り難くなる場所が多いため、釣り座の選択を間違えないように気をつけましょう。また周辺の海底は岩や漁具が多く沈んでいるため、投げ釣りの場合は根掛かり対策で仕掛けを太くするか、胴付にしたほうが釣りやすいと思います。
港内はやや浅いですが先端付近や沖は水深があり、潮もよく動きます。ただし先端付近は船の出入りがあるためトラブルのないように気をつけましょう。
釣り場としてはウキ釣りでグレ、サヨリ、スズキ、タチウオ、チヌ、メバル、投げ釣りで投げ釣りではアイナメ、アコウ、カレイ、キス、ベラ、マダイ、エギングでイカ等の釣果が報告されています。
短波止
「浦友港」の長波止先端より少し港内側にある短波止は、波除けの高さや幅は標準的で常夜灯は設置されていませんでした。船の往来は多いため先端付近での釣りは十分注意が必要です。特に先端と長波止との間は狭いので竿出しは控えましょう。
短波止の足下付近には捨て石や漁具が沈んでおり、仕掛けを沈めて底をひくと根掛かりが多くなるため、ウキで仕掛けを浮かせるか胴付仕掛けにすると釣りやすくなります。適度な水深と潮の流れがあるので近投でも大丈夫ですが、長波止ほどの釣果は期待できないようです。入釣者は少ないため釣り荒れ感は少なく、大釣りになる…かも…
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