駐車スペース:あり
トイレ:待合所にあり
自動販売機:同上
常夜灯:なし
電線:なし
係留船:スベリ付近に多い
「因島」の「家老渡港」からのフェリーが発着する港が「上弓削港」です。フェリーは20~30分間隔で運行されており、徒歩で乗船した場合は片道100円(2020年6月時点)なので手軽に利用することができます。当サイトでは「上弓削港」の
南の小波止
北波止周辺
を紹介します。
南の小波止
当サイトで紹介する「南の小波止」は、フェリー桟橋の南にある2本の小さな波止のうち、南側にある波止のことです。
波止はフラットで短く、常夜灯は設置されていません。付け根から中間付近までは足下に敷石が入っており、沖には一文字波止があるため狙える範囲が狭く、入釣者の少ないポイントですが、先端から沖一文字の波止際をウキで流したり、丁寧に探ればアイナメ、カサゴ、メバル等の根魚が狙えます。最近の釣果はわかりませんが、以前は良型のアイナメやチヌが釣れたこともあるので見逃せないポイントです。玉網があると便利ですが、なくてもスベリから取り込むことができます。
次に桟橋側にある小波止ですが、「南の小波止」側は沖に向かってスベリが長く続いているため釣りをするのは難しいと思います。先端から港内のフェリー桟橋向きはそれなりに水深があるものの、日中は頻繁にフェリーが航行するため釣りは控えたほうがよいでしょう。先端から沖波止の間も船が往来に注意が必要ですが、釣りをすることはできます。
北波止周辺
「上弓削港」ではフェリー桟橋横の岸壁や北にある波止からも釣りをすることができます。
まずフェリー桟橋横の岸壁ですが、波除けや車止めはないため、仕掛け作りに三脚などの竿置きがあると便利です。常夜灯が岸壁近くに設置されているため、夜釣りでアジ、スズキ、チヌ、メバル、イカを狙う釣り人が多いようです。ちょい投げではカレイやキス、ベラも釣れるので1本は置き竿にしておきましょう。
次にメインの釣り場となる「北波止」ですが、付け根付近は足場が狭く、継ぎ目がズレている場所もあるため、移動する時は転落しないように気をつけましょう。
波除けの高さや上の部分の幅は標準的で常夜灯は設置されていません。沖の近い位置に「沖一文字波止」が設置されており、先端からは狙える範囲が狭くなるため、釣り座はコーナー付近に構えるのがオススメです。
釣り場としては沖一文字との間を速く複雑な潮が流れますが、港内向きは比較的流れが緩いので、状況に応じて釣り場を替えましょう。サビキ釣りでアジ、イワシ、サバ、ウキ釣りでサヨリ、チヌ、メバル、投げ釣りでアイナメ、カレイ、キス、スズキ、ベラ、マダイ等を狙うことができます。
また釣りをしたことはないのですが、北波止の付け根から北に伸びる護岸の沖側は整然とブロックが積まれているので、ウキ釣りや探り釣りで釣り歩けば根魚の数釣りが楽しめると思います。
弓削島・上弓削港愛媛県越智郡上島町弓削上弓削前の釣り場-弓削島・弓削港周辺
次の釣り場-弓削島・久司浦港周辺