駐車スペース:あり
トイレ:あり
自動販売機:あり
常夜灯:あり
電線:あり
係留船:多い
「生名橋」の南西にある比較的大きな港が「佐島港」です。2020年7月調査時は各波止にフェンス等は設置されておらず釣りをすることができます。当サイトでは時計回りに南から
南の短波止と長波止
港内の小波止
北波止
として紹介します。
南の短波止と長波止
当サイトで紹介する「南の短波止と長波止」は、「佐島八幡神社」近くから生名島方向へ伸びている波止が「長波止」で、その南にある小さな波止を「短波止」としています。人気があるのは「長波止」ですが、「短波止」から紹介します。
「南の短波止」は文字通り短い波止なので、多人数での竿出しは厳しい釣り場です。釣り人は「長波止」に集中するため「短波止」で釣りをする人はあまり見かけないため釣り荒れが少なく、じっくり狙ってみると面白いかもしれません。
南の短波止
周辺は浅く、足下付近に岩が多く見えるため低潮位時は若干釣り難いかもしれません。波除けがある方向は浅く岩が多そうなので、正面から沖を投げ釣りやフカセ釣りで狙ってみると良さそうです。三脚などの竿置きがあると釣りやすいでしょう。
南の長波止
「佐島八幡神社」近くにある「南の長波止」は昔から情報誌で紹介されてきた有名ポイントです。波除けの上の幅は標準的ですが若干高さがあるため、上の部分から釣る場合は転落しないように気をつけましょう。特に中間付近の継ぎ目部分は段差が大きく、下の部分もズレがあり、すこし狭くなっているので十分注意してください。波止は長いですが常夜灯は設置されていないため、夜釣りの場合はヘッドライト等を準備する必要があります。また波止付け根付近には民家があるので、騒いだりゴミを捨てたりしないように!
波止は長いですが付け根から中間まではやや浅いため、中間から先端に釣り座を構える釣り人がほとんどです。全体的に潮は速く、特に先端付近の沖は時間によっては速く複雑な潮が流れるため、小潮や潮止まり前後の釣行がオススメです。
狙える魚種は豊富でサビキ釣りでアジ、イワシ、サバ、ウキ釣りでサヨリ、チヌ、メバル、投げ釣りでアイナメ、アコウ、カレイ、キス、スズキ、ベラ、マダイ、エギングでイカが釣れるポイントとして情報誌では紹介されています。
港内の小波止
「南の長波止」の北にある「港内の小波止」では、桟橋内での釣りは禁止されていますが、小波止やスベリからは釣りができるようです。ただし桟橋入口に「桟橋内釣り禁止」の看板が設置されているため、絶対に船やロープに仕掛けを引っ掛けないように注意が必要です。また船の往来があるため、船が接近したり、係留してある船に人がいる場合は釣りは控えましょう。
釣り場としては桟橋付近は係留船やロープが多いため、小波止先端やスベリからが竿出ししやすいです。船の接近時に仕掛けの回収が間に合わず、トラブルになる可能性があるため、複数本の竿出しは控えましょう。港内奥に位置するため大物の期待はできませんがウキ釣りやサビキ釣りでアジ、イワシ、サヨリ、セイゴ、チヌ、メバルが狙えるポイントとして情報誌では紹介されています。
また、この小波止のすこし北には「佐島港」のフェリー桟橋があり、横の護岸から釣りをすることができます。フェリー桟橋や係留船に仕掛けを引っ掛けないように注意が必要ですが、潮は緩く、足場が広いので釣りやすいポイントです。
北波止
「佐島港」のフェリー桟橋のすぐ北には「北波止」があります。2020年7月調査時はフェンス等は設置されておらず釣りをすることができます。波除けの高さや幅は標準的で釣りやすいですが、常夜灯は設置されていないため、夜釣りの場合はヘッドライト等を準備する必要があります。波止の周囲には足下に敷石が入っており、その沖から深くなっています。先端付近は速く複雑な潮が流れますが、港内側の付け根付近は比較的潮が緩いので釣りやすいと思います。
狙える魚は「南の長波止」と変わらないと思うので、ここでは省略します。
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