駐車スペース:あり
トイレ:あり
自動販売機:あり
常夜灯:なし
電線:なし
係留船:少ない
岩城島北部にある「小漕港」へは生口島の「洲江港」から発着するフェリーを利用すれば大人片道150円(2020年7月調査時)で行くことができます。フェリーは基本的に約20~30分間隔で運行され、乗船時間は約5分なので非常に便利だと思います。
「小漕港」は大きな港ではありませんが、東西の波止や港内の岸壁から釣りをすることができるので,
以下
西波止
港内岸壁
東波止
として紹介します。
西波止
西波止は部分的に一段低い場所があるものの、全体的に足場が広く釣りやすいポイントです。フェリー乗り場のすぐ近くにあるため、生口島から徒歩で乗船・入釣しやすいのも釣り人にはありがたいですね。
生口島との水道部に面するため沖向きは速く複雑な潮が流れ、仕掛けが流されると根掛かりが多くなりがちなので、小潮や潮止まり前後が釣りやすいポイントです。港内向きは沖側ほど速い潮は流れ内ので釣りやすいですが、船の往来には注意してください。またフェリー接岸時は近くに仕掛けを投入しないようにしましょう。付け根付近はやや浅いものの先端にかけて深くなっていくため遠投の必要はありません。
サビキ釣りでアジ、イワシ、サバを狙う釣り人が多いですが、ウキ釣りでサヨリ、スズキ、チヌ、メバル、投げ釣りでアイナメ、カレイ、キス、ベラ、マダイ、エギングでイカの実績も報告されています。土日祝日は釣り人が多くなりがちなので、無理な割り込みはしないように!
港内岸壁
フェリー桟橋は立入禁止ですが、両サイドにある岸壁から釣りをすることができます。「小漕港」の東西の波止は人気が高く、シーズンの週末には釣り座が狭くなりがちなので、人が多い時はこの岸壁から竿を出すとよいでしょう。投げ釣りは難しいですが、撒き餌をしっかり撒けばサビキ釣りも十分楽しむことができるポイントです。
港内の潮の流れは緩いですが、桟橋付近はそれなりに水深があり、遠投の必要はないので初心者にオススメです。ただしフェリー接岸時はトラブル防止のため釣りは控えましょう。ちょい投げなどをする時は、小さめの三脚などを持参すると便利です。
東波止
東波止は「L」字型をした波止で付け根から中間まではやや浅いですが、先端付近は水深があり、沖は速く複雑な潮が流れます。根掛かりはそれほど多く発生しませんが、潮が速いと釣り難いので大潮や中潮より小潮の潮止まり前後のほうが釣りやすいと思います。
狙える魚は「西波止」と変わらないので省略します。
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