駐車スペース:あり
トイレ:あり
自動販売機:あり
常夜灯:南の長波止以外はあり
電線:-
係留船:港内側は多い
岩城島南部の「岩城港」は船や人の出入りが多い、活気に満ちた大きな港です。以前はフェリーが運航していましたが、現在は岩城港を発着する船に車は乗船できません。車の場合は因島の「土生港」から「長江港」へ渡るか、生口島の「洲江港」から「小漕港」へ渡り、南へ進む必要があります。岩城港にはメインの釣り場となる「南の長波止」以外にもいくつかポイントがあるので当サイトでは時計回りに東から
城ノ鼻西の小波止
桟橋周辺
中波止
南の長波止
として紹介します。
城ノ鼻西の小波止
「岩城港」の東側にはすこし突き出た「城ノ鼻」と呼ばれる岬があり、この「城ノ鼻」の西側に小さな波止があります。入釣者は少ないですが、波止先端には常夜灯があり、城ノ鼻にかけての護岸沖には敷石が入っているため、探り釣りやウキ釣りでカサゴやベラ、メバルを狙うことができます。周辺は民家が多いため夜釣りの場合は音を出さないように気をつけ、深夜帯の釣りは控えましょう。
桟橋周辺
定期船の発着する桟橋内は立入禁止ですが、桟橋入口横の護岸や東にある広い護岸からは釣りをすることができます。船の往来や人の出入りが多いため十分注意が必要ですが、ウキ釣りや探り釣りでカサゴ、スズキ、チヌ、ベラ、メバル、サビキ釣りでアジやイワシ、サヨリを狙うことができます。撒き餌をこぼした場合は必ずキレイに流して帰るように!
中波止
「南の長波止」の北にある港内の「中波止」はヘリポートとしても利用される大きな波止です。県道174号線側から東の桟橋方向へ広く長く突き出ていますが、北の港内奥側は係留船やロープが多くトラブルになりやすいため釣りは控えましょう。
東側から南北に伸びている小波止からの釣りは禁止されていませんが船の往来が多いため、トラブルのないように十分注意が必要です。竿下には敷石が入っており、探り釣りやウキ釣りでカサゴ、スズキ、チヌ、ベラ、メバル、サビキ釣りでアジやイワシ、サヨリが狙えます。
中波止の南側は広く足場の良いポイントです。潮は緩いですが水深があり、足場もよいため初心者でも釣りやすいポイントです。竿下付近でカレイが釣れたこともあるので侮れないポイントです。
南の長波止
岩城島で最も大きい「南の長波止」は2020年7月調査時はフェンス等は設置されておらず先端まで行くことができます。付け根から先端までは歩いて5分以上かかるため、道具はコンパクトにまとめるかキャリーカート等を利用すると移動がラクになります。ただし継ぎ目がズレている場所があるため、移動する際は注意が必要です。
南の長波止の波除けはかなり高いですが、上の部分の幅は標準的なので、上の部分に釣り座を構えることができます。ただし沖側は海面まで離れているため、長めの玉網か落しタモを準備しておきましょう。常夜灯は設置されていないので、夜釣りの場合はヘッドライト等も忘れずに持って行きましょう。また先端付近で釣りをする場合は移動が大変なので、食べ物や飲み物は多めに準備しておきましょう。
釣り場としては付け根からコーナーにかけてはやや浅いものの、コーナーから先端は港内側も沖側も水深があるので遠投の必要はありません。沖向きは「赤穂根島」との水道に面するため、かなり速く複雑な潮が流れますが、根掛かりはそれほど多くないので投げ釣りを楽しむことができます。ただし時間によってはかなり潮が速いので、釣り難いと感じた場合は港内側を狙いましょう。
狙える魚は豊富でサビキ釣りでアジ、イワシ、サバ、ウキ釣りでサヨリ、スズキ、チヌ、メバル、投げ釣りでアイナメ、アコウ、カレイ、キス、ベラ、マダイ、エギングでイカが釣れるポイントとして情報誌では紹介されています。
岩城島・岩城港周辺愛媛県越智郡上島町岩城前の釣り場-岩城島・海原漁港
次の釣り場-岩城島・西部港周辺